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ダレル・ハラダ

誰が本当に混乱しているのか?

 ある女性が、自分は混乱しているのだと私に言いました。

私は彼女に、そんなことないと伝えましたが、彼女は

「私は混乱してるんです」の一点張りです。なので私は、

「いいえ、あなたは混乱していませんよ。あなたは彼のことを愛しているんでしょう?」と彼女に言いました。

「はい」と、彼女が答えました。

「彼と結婚がしたいのですよね?」と私が尋ねると彼女は、

「はい」と答えました。

「あなたは、これからの人生を彼と一緒に過ごしたいのですよね?」

「はい」と、彼女が答えました。

「それのどこが、あなたが混乱していることになるのですか?」と私が彼女に尋ねると、

「だって、彼がどうしたいのか、彼自身も分からないって言うんですよ。」

「それは、あなたじゃなくて、彼が混乱しているんじゃないんですか?」

「あ・・・はい・・・。」

 女性は男性に比べて、パートナーや子ども、両親の気持ちを自分の気持ちと混同してしまう傾向にあるように思います。男性よりも女性のほうが、グループと一体化し、自分を見失うことあるようです。しかし、この言わば主体性の混乱は、効果的でない問題解決、つまり問題が解決しないという結果を招いてしまうのです。グループや交際相手と自我を分けて考え、相手と違った主体性を持つことはわがままではありません。実際、お互いのことを感謝し合える有意義な恋愛を含む対人関係を営むには、それは必要不可欠です。日記を書いたり、長めの散歩に出かけたりすることで、自分自身と向き合う様にしましょう。

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