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ダレル・ハラダ

許すということ


(前回からの続き)

すべての問題を解決できる、たったひとつの答えがあります。

それは、愛です。

しかし、愛にはお米と同じように、様々な表現があります。

ですから、愛ですら、私達人間の多様な性質に適応する必要があります。

現代の実践家の中には、ホ・オポノポノを簡略化しようとしている人達がいますが、ホ・オポノポノの実践は、方程式にできるようなシンプルで簡単なものではありません。

簡単だったらよかったのですが。もしそうだったら、私もあなたも、ずいぶん生きやすくなったでしょう。

実際には、ホ・オポノポノは、それを必要とする個人、もしくは複数の人の、ニーズに敏感な時に最もうまくいきます。

自分を許すことは通常、いくつもの段階にわたって起きますし、優しくするためには、時間も忍耐も必要です。

急ぐと焦りの気持ちが生まれ、たいていの場合、自分が後ろめたく思っている事柄に、さらに過ちを重ねます。

許しのプロセスが短縮されるどころか、急ぐことによって、かえってプロセスが増えてしまうのです。

まずはじめに、自分の頭と体と心に緊張をもたらす考えや感情に、注意を向けることをお勧めします。

緊張とは抵抗であり、拒絶であることが多く、内なる葛藤と対立を明らかにします。

緊張しているということは、リラックスしていないのです。

乱れているところに気づいたら、内なる暴力の源がはっきりわかるまで、考えてみる必要があります。

内なる対立の原因がわかったら、理解と愛をそれに向けます。もちろん、言葉で言うほど簡単でないのはわかっていますが、不可能ではありません。

ですから、やってみてください。

ただし、助けが必要になっても、自己嫌悪に陥らないでください。

私のようなプロでも、最初は助けが必要でしたし、今でも時々必要になることがあります。そして、必要な時は気兼ねなく助けを求めます。

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