
人は幼い頃から、自然に逆らうように訓練されます。
学校に入るやいなや、じっと座っているように躾けられます。
幼い子供は弾けんばかりのエネルギーを宿しているので、体を動かしたり声を上げて笑ったりしたがります。
学校は、その正反対のことを求めます。誤解していただきたくないのですが、教育はとても大切です。
ただ、本来の性質を抑圧することなく人を教育する、もっと良い方法があることに、私は気づいたのです。本来の性質を尊重することを学べば、セラピーを受ける人は格段に減るはずだと確信しています。
心配は恐れの一形態です。心配は自信の反対です。
ただし、能力に裏打ちされていない自信は、偽りの自信です。
自信を持つべき技能が存在していないわけですから。
どうして私がこのことを指摘しているかというと、歓びとは技能であり、心配もまた技能だからです。
したいと思うことをする能力や、望む生き方をする能力を高めるために本気で歩みだせば、歓びは自然についてきます。
ただし私は、目標から始めることをお勧めします。
スピリチュアル的には、歓びというあなたの本来の性質から行動するほうが、はるかに有効なのです。(つづく)