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ダレル・ハラダ

生命の樹の返還(7-4):温情


(前回の続き)

これは、運動のようなものです。

久しぶりに運動をしてみると、最初のうちはとても苦痛で困難です。

しかし、継続することで簡単に感じるようになり、楽しめるようにもなります。

これこそが、仏教が「修行」である理由です。

人生を通して行う修行です。

なぜ、ハワイのカフ(ハワイ宗教の司祭)である私がキリスト教や仏教について語るのか?それは、もちろんキリスト教や仏教のほうが、皆さんにとって共感できるということもありますが、実はいずれの宗教もアロハと同じ基礎を共有しているからです。

アロハとは、向かい合うという意味の「アロ」、そして生命の息吹、または聖霊を意味する「ハ」で成り立っています。

どんな時でも生命の息吹に気が付くことは可能です。

単なる空気ではなく、スピリットは、常にあなたの周りとあなたの中に存在しています。

生命の息吹が、あなたの中に喜ばしさと温か味を呼び覚ますと、あなたは人生をより軽快に、より強く、そして楽に生きることができるでしょう。

単にそう自信が持てるのではなく、有意義に幸せに生きられるのです。

(終わり)

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