(前回の続き)
重要なのは、すべての創造物は、地球家族の一部であるということです。
地球家族である私たちは、お互いを支援し大事に思っています。
ところが人間は、地球家族の中で最も思いやりがなくなってしまい、まさに私たちの人生を育み、支援してくれているものを傷つけているのです。
私は、人間が故意に地球を傷つけようとしているとは思っていません。
しかし私たちは、不完全な教育しか受けていません。
例えば、アメリカの教育は、もともと産業のための労働者を生み出すために作られました。
アメリカの産業革命は終わりを迎えていますが、教育自体は新しい知的経済に適応していません。
同時に、意識の進化が起こっており、工業化の対価は高まり、私たち人類の健康や生存までもが危ぶまれています。
過去の生活に戻ることは、現実的ではなく、その必要もありません。
私たちはより賢くなることで、前に進むことしかできないのです。
問題は、人間は変わるまでに時間がかかるということです。
(つづく)