​自己紹介:「カフ・ダレル」ができるまで

今でもたまに、

「いつからプロのサイキックとして仕事を始めたのですか?」と聞かれることがありますが、実は、私にもその答えがはっきりと分かりません。

私が覚えているのは、マッサージ・セラピストとして仕事をしていた頃、お客様の施術中にその方への「メッセージ」を受け取るようになったことです。

しかしその時は、「マッサージ」のための報酬を受け取っているのに「メッセージ」をお伝えするというのは、間違った行為のようにさえ感じており、ご本人にメッセージの内容をお伝えすることに抵抗を感じていました。

今考えると「メッセージ」自体が、大変癒しの効果が高いものですので、そのまま続けていてもよかったのではないかと思いますが、総合病院での勤務経験があった身としては、ご本人の承諾を得ずに「マッサージ」と「メッセージ」という異なるサービスを勝手に併せて提供することが倫理違反のように感じていたのです。

1999年のある日、私はとあるサイキックに出会いました。

彼は、私が彼と同様にサイキックであると教えてくれました。

結論からいうと、その後私はそのサイキックと多くの時間を共有し、自分自身のの能力を探ることになりました。

彼は、今でも親しい友人のひとりです。

2001年9月11日(アメリカで同時多発テロ事件が起こった日)、その友人は飛行機で彼の地元であるシカゴに向かっていました。

結局その飛行機は、テロの影響でシカゴではなくテネシー州メンフィスに着陸することになりました。

のちに私は、彼に

「(同時多発テロ)事件について、何かサインやメッセージは受け取らなかったのか?」と尋ねたところ、彼は

「まったくなかった」と答えました。そして、こう続けました。

「でも、飛行機に搭乗する直前に『この飛行機は安全だ』と聞こえたんだ。でも、そんなこと言われても、当然何のことだかは、まったく分からなかったので無視したんだ。」

元米軍特殊部隊隊員である彼は、常に危険を察知する能力にとても長けていたわけですが、実際彼の言う通りに、彼が乗っていた飛行機に危険はありませんでした。

またその数年後、私は彼にこう尋ねました。

「初めて出会った日、なぜ私に声をかけようと思ったんだ?」

彼はこう答えました。

「おまえのオーラが、今まで見た中で一番きれいな金色のオーラだったから気になって話しかけたんだ」

(※注意※私は今、自分のオーラが特別であるという話をしているのではありませんし、そんなことを思ってもいません。今これをお伝えしている理由は、のちにこれが重要になってくるからです。念のため、ここでお伝えしておきます。)

私にとって「サイキック」とは、「魂の~」というそのままを意味しており、よく言われている「占い師」という意味ではないと思っています。

私が受け取るメッセージは、初めて私のところを訪れる多くのクライアントが既に歩んでいる、いわゆる「否定的な人生の道」ではなく、より良い未来へ向かって方向転換した場合の「もうひとつの、別の道」に関するものです。

しかし、これが多くの場合クライアントを混乱させてしまうようです。

その理由は、知ってか知らずかクライアント自身も直感で自分が歩んでいる現在の「道」を理解しているからです。

私がクライアントのために受け取るメッセージと、クライアント自身が、自分の直感で感じている「道」が合致しないと、私がお伝えすることを「間違い」だと感じるようなのです。

繰り返しになりますが、私が受け取るメッセージは「その時点でクライアントが歩んでいる道」に関することではないため、それを「誤りである」と解釈してしまうのも無理はありません。

しかし、クライアントがより良い人生を送るための「新たな道」に関するメッセージとしては、正しいということをご理解いただければ幸いです。

また、ごく稀に、より良い道へと導くことができない方の人生というのも実際に存在します。

しかしその理由は、悪いカルマがあったり苦しむべき人間であったりするからではありません。

それは、その方の人生において経験する否定的な出来事や苦悩こそが、結果的にその方にとっての「贈り物」となるからです。

それらの経験によって与えられる知恵や強さこそが、その方への「贈り物」なのです。

そして、そのような人生の激しい嵐の真っただ中にいる方には、霊能鑑定や占いなどは、あまり役立たないように思います。

だからこそ、そういった方にお会いした時こそ、自分がカフナからトレーニングを受けることができたことに感謝しています。

私は、2007年にカフナに出会いました。

当時の私は、既に5年ほどプロのサイキック(霊能者)として活動していました。

カフナとは、ハワイ語で「秘密の知識」、または「技術の番人」を意味します。

「知識」や「技術」の何が秘密なのかは明らかにはされていませんし、簡単に理解できるものでもありません。

訓練と経験、そして成熟があって初めてそれらの「秘密」を受けとることができるものだからです。

かと言って、聞こえほど神秘主義的でもないのも事実です。

子どもよりも大人のほうが知識や経験が豊富であることに似ていると思います。

例えば、まだ幼い子どもが正しい教育を受け、できる限りの多くの経験を積んだとしても、その子が実際大人になるまで理解できないことがたくさんあるということと同じようなことです。

私は今まで、カフナから受けた教訓に対する敬意から、サイキックとカフナのそれぞれの世界を分けて考えるようにしていました。

サイキックの世界とカフナの世界は、同じスキルをつかう場面が多いですが、その目的は、それぞれ異なります。

カフナの仕事は、カフナを必要とする人々の人生とコミュニティを癒し、調和を取り戻すことです。

一方、サイキックはというと、クライアントの質問や相談に対する答えを得るために、その人の将来を霊視しますが、必ずしもその方がより良い将来を手に入れるための最善の選択や行動をとる手助けになるとは限らないからです。

唯一共通していることと言えば、カフナも、サイキックも、霊界やご先祖様と会話をすることができるということです。

もうひとりの私の師匠は、気功の第18代最高師範です。

気功とは、中医学と気の理論に基づいた医術です。

その基本の理論は、「無抵抗」です。

気功は、私たちを「空」の状態にして気の流れをスムーズにすることで、健康になり活気に溢れた状態になれることを知る手助けをしてくれます。

また、私たちが自分自身の本質を知り、それを扱うことで真の己となり、己の魂と状態を調和する手助けしてくれます。

この調和が、私たちを精一杯楽しく、正直に生きることを可能にしてくれます。

これこそが「人生の意味」であり、「達成」そして「幸福」です。

それぞれの「道」は異なります。

人生は、素晴らしい多様性に富んでいます。

個人や、似通った人間性は、楽しい人生を送らせてくれますし、お互いに尊敬しあい、私たちを元気づけてくれます。

これら3つの私の「道」が一点に集まったことで、今の私は、これまで以上により多くの方々を助けられるようになりました。

私に与えられたこの素晴らしい「贈り物」は、私のためにあるのではなく、ご縁のあるみなさんのためにあります。

そして、みなさんの人生が改善した時にはじめて、私自身も「贈り物」を頂けると日々実感しています。

s065.jpg

ダレル・ハラダ ≪プロフィール≫
ハワイ出身・日系4世のサイキック(霊能者)/ヒーラーであり、カフ(古代ハワイ宗教の司祭、シャーマン)。

ハワイ大学卒業。

カフとして、人々や土地の祈祷、結婚式、ホ・オポノポノなどのスピリチュアル儀式を行なう傍ら、10年以上に渡りプロのサイキックとして、またヒーラーとしては20年以上、アメリカ国内のセレブリティや日本企業の経営者、芸能人等の顧客のヒーリングや鑑定、アドバイスを行っている。

ハワイの歴史・伝統の中で言い伝えられてきた日本とハワイの知られざる深い関わりを理解し、自身のルーツである日本と、生まれ育ったハワイの架け橋としてそれを世の中に伝え、ハワイだけでなく日本、そして日本人を「癒す」ことを神より与えられた使命として、来日時には対面セッションやセミナーも行う。

2011年3月11日に発生した東日本大震災直後には東北を訪れ、被災者や土地の祈祷を行うなど日本各地に足を延ばし、公私共に様々な活動を行っている。

2011年12月7日にハワイ州真珠湾で行われたアメリカ合衆国海軍省主催の「真珠湾70周年記念式典(Pearl Harbor 70th Anniversary Commemoration)においても、式典開会の際に師匠であるカフナ、故Kauila Clark(ハワイ州に認定されている5名のカフナのひとり)と共に、祈祷(ブレッシング)を行った。

現在は、ハワイ・オアフ島にてカフ業を中心に活動を行っている傍ら、希望者にはサイキックとしてのサービスも提供している。