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カフ・ダレル・ハラダ

私の鑑定中に起きること

※この記事は以前TrinityWebにて掲載されていたものです。


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ダレルハラダ
ダレルハラダ


私が鑑定を行う人々は、神が私のところへ連れてきてくださると、私は常に信じてきました。もしこの信念がなかったら自信が持てず、ほかの人の人生を導くという責任に怯えて、この仕事をできなかったと思うと、私はクライアントにたびたび言ってきました。神がクライアントを連れてきてくださると信じているもう一つの理由は、プロのサイキックとして仕事をするようになる前から、私は赤の他人の人生についていろんなことを知っていたり、他人の人生について、その人と話をしている時に、自分でもなぜかわからないままに、ふと素晴らしいアドバイスを思いついたりすることがよくあったからです。今になってみれば、あれはその人を助けるために、私の元にアイデアや情報がもたらされていたのだとわかります。


思い返してみれば、高校生の頃、私が詩を書くことを知っている女子生徒から、彼女たちや彼女たちのボーイフレンドのために詩を書いてほしいと頼まれることがありました。私は彼女たちのボーイフレンドの名前を尋ね、二人の名前を想いながらじっと座っていました。すると、詩が思い浮かぶのです。サイキック用語で言えば、私は自動書記をしていた、つまりインスピレーションを受けて書いていたわけですが、10代の私は、人が誰しも持っているものに気持ちを向けて、それについての私の感覚と私自身の感情で詩を書いていると思っていました。サイキックであるのはどういうことで、どういう感覚なのか、なにも知らなかったのです。私が書いた詩を読むと、女子生徒たちはいつも「私が感じてることそのものだわ。完璧。どうしてわかったの?」と言いました。なぜなのか、正直言って自分でもわからなかったので、私は肩をすくめるだけでした。当時ですら、神は私をメッセンジャーとしてお使いになっていたのですが、私はほかのみんなとは違うとも、自分が特別だとも感じていませんでした。偉大な作家や作曲家、俳優、科学者、アスリート、歌手、コメディアン、料理人、母親など、じつを言えばすべての人が同じように特別だと、私は思います。私たちはみなそれぞれのやり方で神に仕えているはずです。私たちはみななんらかの形で、ほかの人のためになることをしているのですから。最近、アラスカのリタというヒーラーが、神が人々をリタのところへ連れてきて、神の癒しの愛がリタを通して流れて、癒しがいわば自然に起きるので、自分はなにもしていないと感じると言うのを聞き、自分の目的に確信が持てるようになりました。私もリタと同じように、私が鑑定をコントロールするわけではなく、私がクライアントに提供する情報は、私の中を通過しているに過ぎないと感じることが多いのです。もっとも、私は情報だけではなく、スピリチュアルなパワーも同時に提供していることに、今では気づいています。


というわけで、私の鑑定中に起きることについて、クライアントの方々から聞いたことを、皆さんにお伝えしたいと思います。ほかのサイキックのことはわかりませんが、私はアラスカのヒーラーと同じように、誰の鑑定をするか、クライアントになにを言うかに関して、私自身がいつもコントロールしているわけではありません。私はたいてい鑑定のはじめに、なにか質問や心配ごとはありますかとクライアントに尋ね、クライアントのリクエストに意識を集中して答えを得ようとします。質問するのは、例えばタロットカード占いの場合は、クライアントはカードを繰りながらなにか質問したり、心配ごとに意識を集中したりするので、クライアントが求めている情報を与えることに意識を集中するには、質問をすることが一番いい方法だと思うからです。私が質問を想いつづけていると、情報がやってきます。ただし、まるで違う方向の情報がもたらされることも珍しくありません。私はクライアントの質問に答えて情報を提供するのが仕事だと信じているので、こういうことが起きるとイライラするのですが、クライアントはたいてい、すっきりして気分が軽くなったりよくなったり、癒やされたと感じたりします。理由はわからないけれど、なにもかもうまくいくと感じるのです。期待どおりの答えがいつも返ってくるわけではないにもかかわらず、クライアントはきまってなぜか気分がよくなるのです。私はわけがわからず、自分はちゃんと仕事ができているのだろうかと疑問に思ったものでした。それでも、私やクライアントが鑑定をコントロールしようとすればするほど、人生の変革やスピリチュアルな進化が起きにくくなることに、私は今では気づいています。


このことについて考えていた時、エリック・パール博士の著書を読みました。パール博士は自身のヒーリング法を「リコネクティブ・セラピー」と呼んでおり、そのセラピーは「ほかの人を、別の次元とつながることのできる場所へ連れていくこと」であり、それによってクライアントが人としての意識を超えて進化することを手伝うのだと説明しています。クライアントが鑑定を受けに来ると、神(God)と天国(Heaven)が私を通して聖なる光をクライアントと共有するので、クライアントは束の間聖なるもの(Devine)を経験するに違いないと、私は確信するようになりました。私は、自らの魂を知るための道具としてのサイキック能力を人々に教えることによって、人々が自らのスピリチュアルな側面を知ることができるように手助けしたいとずっと願っていましたが、最近になって、鑑定をするだけですでにそれができていることに気づきました。鑑定が終わった時にクライアントが感じる、すっきりしたり、気分がよくなったり、軽くなったり、癒やされたりという感覚は、天国(Heaven)と自らの魂の味わいなのです。サイキックになる方法を急いで人々に教える必要はないとわかって、私は心からほっとしたので、このことを皆さんにお伝えしたくなりました。人は鑑定を受けるだけで聖なるもの(Devine)の感覚を味わい、人生において神のサポートを受けることができるのです。これを知ったことは、私にとって神の恵みでした。


皆さんにも神の恵みと愛と光があらんことを。

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