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生命の樹への帰還(5-5):思いやり


6. ご先祖様と話す

ご先祖様は、いつでも私たちのそばにいます。 いつでも私たちを手助けできるようにいてくれています。 しかし、彼らに決断をすることはできません。 もしご先祖様からのメッセージが、あなたに何かをさせようとしたり、生き方について指図をするようなものの場合は、あなたが間違った理解をしているか、「ご先祖様が生きていたら恐らくそのように言うだろう」というあなたの考えのもとに解釈をしているかのどちらかです。 亡くなったご先祖様は、死後に変化を遂げていますし、また「人間の自由意思をコントロールしてはいけない」というスピリチュアル・ルールに従わなくてはいけません。

ご先祖様と会話をするのは簡単なことではありません。 なぜなら、ご先祖様は人間の言葉を話さないからです。 その代わり、「スピリット言語」を話します。 感情やサイン、シンボルの言語です。 鳥や蝶々、虹を見たり、重要な瞬間に風を感じたり、心で何かを感じたり、ラジオから流れてくる曲や映画やテレビ番組のワンシーン、たばこのにおい、パイプ、またはたばこ煙、ビール、ウイスキー、酒、コーヒーなど…もうわかりますね。

一番良いのは、ご先祖様が夢に出てくる時です。 その夢が、「ご先祖様の訪問」であるかどうかは、その夢があまりにも現実的なため、数日間、またはもっと長い期間にわたってもその夢での体験の感覚が残っているかどうかでわかります。 まだ夢に現れたことがなくても、あなたやご先祖様に何か問題があるわけではありません。 通常、あなたがまだ(その方の死に対して)深い悲しみを感じていたり、感情的過ぎると夢に現れません。 ですので、罪の意識を持つ必要はありません。 深い悲しみにはゆっくりと時間をかけるべきですが、苦しみ悶えることのないようにしましょう。 苦しみ悶えていると周りの人が話しかけてこなくなったり、自分の言っていることが恥ずかしくて耐えられなくなるでしょう…。と言うのは冗談です…たぶん…。

(つづく)

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